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個別のファイルについてはrsyncでバックアップを行うことができますがハードウェアが再起不能の自体になった場合個別ファイルのバックアップがあってもOSインストールは手動で行わなければなりません。

今時のハードウェアであれば再起不能の状態になるなんてことはほとんどないとは思いますが可能性が0というわけではなく、そういったときのためにOSフルバックアップをとっておくことに越したことはありません。

有償製品でOSフルバックアップを行うものも販売されていたりしますがオープンソースの無償ツールでmondorescueというソフトがあり、これを試したときの記録です。

以下、注意事項です。

・ハードウェアやカーネルのバージョンによっては正常にリストアしないこともある(フリーなだけに)
・SELinuxは無効にしておかなければ正常にリストアできない

まずSELinuxを無効にします。

# vi /etc/selinux/config

# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
# enforcing - SELinux security policy is enforced.
# permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
# disabled - No SELinux policy is loaded.
SELINUX=disabled
# SELINUXTYPE= can take one of these two values:
# targeted - Targeted processes are protected,
# mls - Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted

# reboot


yumからインストールするためにmondorescueのリポジトリを追加します。


# wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/6/i386/mondorescue.pubkey
# rpm --import mondorescue.pubkey
# vi mondorescue.repo

[mondorescue]
name=rhel 6 i386 - mondorescue Vanilla Packages
baseurl=ftp://ftp.mondorescue.org//rhel/6/i386
enabled=1
gpgcheck=1


以下のコマンドでインストールします。


# yum check-update
# yum install mondo

インストールが完了したので次のコマンドでISOイメージを作成します。


# mondoarchive -Oi -g -N -s 4200m -d /root -E '/root /home'

-OiはファイルシステムをISOイメージとしてバックアップするというオプションです。
-gはGUIモード、-NはNFSを除外、-sは容量でDVDの場合は4.2Gなので4200mと指定しています。(DVDイメージ)
-dでバックアップの保存先を指定します。上記では/root以下にisoイメージを保存ということになります。
-Eでバックアップの対象外とするパーティションを指定します。複数ある場合はスペースで区切ります。

上記のコマンドを実行するとバックアップが始まります。


終了したら/root配下にisoイメージが作成されていますのでこれをDVDに焼けばリカバリ用DVDに完成です。

また、LinuxサーバにDVD RWを装備している場合には一旦isoファイルに落とさずとも直接焼くことも可能です。その場合のコマンドは以下です。

# mondoarchive -Or -g -N -s 4200m -d /dev/dvd -E '/root'

-dで保存先を/dev/dvdに指定します。

リカバリは作成したDVDからサーバを起動します。

ハードウェア的にRAIDまで再構築し、まっさらな状態で再インストールする場合はboot: と表示されたところで「nuke」を入力するのみで完全に再現できました。

nukeと入力するところにinteractiveと入力すると対話形式で進める事もできます。RAIDを壊さずに試すとnukeと入力してもこのモードになりました。

1.
「Mountlist analyzed. Result: "32MB over-allocated on /dev/cciss/c0d0."
 Switch to Interactive mode?」
→Yesを選択

2.
パーティション一覧が表示され,なぜか元々の容量よりも
かなり大き目のサイズが割り当てられているので編集し保存する。
 
3.
「Do you want to erase and partition your hard drive?」
→Yesを選択

4.
「Do you want me to restore all of your data?」
→Yesを選択

5.
「Initialize the boot loader?」
→Yesを選択

6.
「Did you change the mountlist or cloned the system?」
→Noを選択

7.
「Label/Identify your ext2/ext3/ext4 partitions if necessary?」
→Yesを選択

# reboot で再起動

冒頭でも書いたようにあくまでフリーソフトであり動作の保証はされていませんので必ずリカバリまで出来るかの確認まで行うことを強くオススメします。


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