AlmaLinux9 cacti1.2のデータ保存期間の変更

スポンサーリンク

cacti1.2ではデフォルトで用意されているデータ保存期間は最長で2年、1分平均や5分平均のものだと3日に満たないので、全ての平均データで2年保存可能なプロファイルを新規に作成します。

保存期間を定義している箇所が[Presets]の[DataSource]です。30second/1Minute/5Minuteの3つが定義されており、インストール時にデフォルトとして選択したものがデフォルト設定となります。

私の場合のデフォルト設定となっている1Minutes Collectionをクリックすると下記のようになっております。Date Ratentionとなっているのが保存期間で1分平均のものですと2日間しか保存できないことがわかります。

これに長期間保存できるプロファイルセットを新規に作成します。画面右上にある+ボタンをクリックします。

以下のような新規作成画面が表示されます。これはプロファイルの大枠的な設定となり、Polling IntervalやConsolidation Functionsは下記のように設定してください。

その後、同じ画面の右側真ん中あたりにある+ボタンを押してDaily/Weekly/Monthly/Yearlyの4つを以下のパラメーターで作成します。

Name Aggregation Level Rows Timespan
Daily Each Insert New Row 1051200 1 day
Weekly 15 minutes 70080 1 week
Monthly 1 hour 17520 1 month
Yearly 12 hour 1460 1 year

保存期間に直接影響するのはRowsの値です。Rowsが1で1分という考えで概ね問題ないです。これらを作成した後の画面が以下です。Data Ratentionは全て2 Yearsになっているのがおわかりいただけます。

あとはこの新規作成したDataProfileをTemplateのDataSourceに適用します。[Template] – [Data Source]から必要なDataSourceを選択します。下記はInterface関連のみを選択している状態で右下のChange Profileを選択の上、Goボタンを押します。

次のような確認画面がでるのでContinueを押すと適用されます。

以上で設定変更は完了となります。

これらの設定変更は監視を始める前段階(インストール直後)で変更しておくことをおすすめ致します。

未確認ですが、おそらく途中で変更してもそれは反映されないと思われます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする