vsftpdをインストールします。
# dnf install vsftpd |
とりあえずインストール直後の状態でも起動させばFTPとして動きますが、最低限、以下の設定は入れておいたほうが良いです。FTPでログインしたときに9時間ずれるのを修正してくれるものです。
# vi /etc/vsftp/vsftpd.conf <最後に追記> use_localtime=YES |
firewalldにFTPの接続を許可する設定も合わせて必要です。
# vi /etc/firewalld/zones/public.xml
<追記>
<rule family="ipv4">
<source address="192.168.0.0/16"/>
<port protocol="tcp" port="21"/>
<accept/>
</rule>
<追記>
# systemctl restart firewalld
|
以下はオプション的な設定です。
# vi /etc/vsftp/vsftpd.conf <抜粋> #vsftpdのログ出力を有効化し、形式などを見やすくします。 xferlog_enable=YES #xferlog_file=/var/log/xferlog vsftpd_log_file=/var/log/vsftpd.log #xferlog_std_format=YES xferlog_std_format=NO #セキュリティ上の観点からログインした際に上のディレクトリを見せなくすることができます chroot_local_user=YES #デフォルトだと全てのユーザはログイン後から上のディレクトリは見えないです chroot_list_enable=YES #このファイルに列挙したユーザは例外にすることができる chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list #以下を入れないとchrootするとFFFTPでログインエラーがでた allow_writeable_chroot=YES |
/etc/vsftpd/chroot_listファイルはデフォルトだと存在せず、ファイルを作成しておかないとログインエラーがでるので空ファイルを作成しておきます。
# touch /etc/vsftpd/chroot_list |
実際のところ、ログをとってもあまり見ることはなく、有効化しなくても良いかもしれませんが、何かあったときのことを考えて有効化しておくのもありかなと思います。